倉本、PGA会長選に出馬 史上初現役プロのトップ誕生へ
改革派の旗手が、暴力団問題で揺れる日本プロゴルフ協会の立て直しに立ち上がる。
倉本は、90年代の男子ツアーの選手会長時代に日本ゴルフツアー機構(JGTO)の立ち上げに力を発揮。関係者によれば、日本ツアーの改革を進めたその手腕を見込まれ、周囲から会長選の立候補を強く説得されているもようだ。この日、広島で行われた日本プロゴルフ協会の中国・四国地区の地区大会では、同地区代表の代議員およびPGAの理事候補にも選ばれている。本人は会長選について「どなたが立候補されるかも分からない段階でコメントできない。今は何も決まっていない」と慎重だったが、関係者は前向きに検討しているもようだという。
PGAは昨年、元副会長と元理事が在職中に暴力団幹部とゴルフをプレーするなどの“黒い交際”が発覚。12月31日に森会長ら執行部を含む理事と外部理事、全91人の代議員が総辞職した。ただ、公益社団法人の定款により、理事がいない状況は認められないため、2月24日の社員総会(代議員総会)で新体制が発足するまで職務を続けなければならない。会長選は同10日が立候補の受け付け&締め切りで、同24日に新理事の互選で任命される予定だ。
W・シンプソンら3選手が首位に!
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