2014年06月30日
酒井美紀、初優勝でポルシェを取り返した!
2010年プロ転向の酒井美紀が、念願の初優勝を涙、涙、そして笑いで成し遂げた。
1組前を行く2位のアン ソンジュに2打差をつけて最終ホールに突入した酒井。そのアンが起死回生のイーグルを奪って酒井に並んだのをセカンド地点で見ても動揺することなく“謙虚”にパーセーブ。勝負はプレーオフにもつれ込んだ。そして2ホール目にアンがティショットを池に入れボギー。勝負は決した。
「途中2打差あったので、正直優勝できるかなと思っていました。いざプレーオフになっても、ジュニアのころからプレーオフはやっていたし、1対1だったので楽しかったです。最後の50センチのパーパットは打つ前は緊張しませんでしたが、打った瞬間に緊張したというか……。入ってからも、『アンさんがボギーで……、これそうだよね! 勝ったんだよね!』って心の中で考えていました」
カップインした直後の数秒間は、初優勝を頭の中で再確認。確認が終わると、大粒の涙があふれた。トップテンに名を連ねることはあっても、どうしても手が届かなかった優勝を、4日間大会で、そして家族の前で、地元からの応援団の前で達成した喜びは大きい。
AP2 714
1組前を行く2位のアン ソンジュに2打差をつけて最終ホールに突入した酒井。そのアンが起死回生のイーグルを奪って酒井に並んだのをセカンド地点で見ても動揺することなく“謙虚”にパーセーブ。勝負はプレーオフにもつれ込んだ。そして2ホール目にアンがティショットを池に入れボギー。勝負は決した。
「途中2打差あったので、正直優勝できるかなと思っていました。いざプレーオフになっても、ジュニアのころからプレーオフはやっていたし、1対1だったので楽しかったです。最後の50センチのパーパットは打つ前は緊張しませんでしたが、打った瞬間に緊張したというか……。入ってからも、『アンさんがボギーで……、これそうだよね! 勝ったんだよね!』って心の中で考えていました」
カップインした直後の数秒間は、初優勝を頭の中で再確認。確認が終わると、大粒の涙があふれた。トップテンに名を連ねることはあっても、どうしても手が届かなかった優勝を、4日間大会で、そして家族の前で、地元からの応援団の前で達成した喜びは大きい。
AP2 714
2014年06月25日
勝みなみ、森田遥らが出場「日本女子アマ」
24日(火)、茨城県にある大洗ゴルフ倶楽部を舞台に「日本女子アマチュアゴルフ選手権」が開幕する予定だったが、この日は悪天候により選手たちはスタートすることができず初日の競技は翌25日(水)に順延となった。
この順延により競技日程は1日ずつスライド。25日(水)から2日間36ホールストロークプレーでマッチプレー進出者32名を決定し、29日(日)までトーナメント方式のマッチプレーが行われ、アマチュア日本一が決定される。
今大会には「KKT杯バンテリンレディスオープン」で史上最年少優勝を達成した勝みなみをはじめ、森田遥、堀琴音など今季の国内女子ツアーで旋風を巻き起こしている選手たちが多数出場。プロのトーナメントに負けず劣らずの大きな注目を集めている。
横峯さくら 大会自己ベストの7位フィニッシュ
この順延により競技日程は1日ずつスライド。25日(水)から2日間36ホールストロークプレーでマッチプレー進出者32名を決定し、29日(日)までトーナメント方式のマッチプレーが行われ、アマチュア日本一が決定される。
今大会には「KKT杯バンテリンレディスオープン」で史上最年少優勝を達成した勝みなみをはじめ、森田遥、堀琴音など今季の国内女子ツアーで旋風を巻き起こしている選手たちが多数出場。プロのトーナメントに負けず劣らずの大きな注目を集めている。
横峯さくら 大会自己ベストの7位フィニッシュ
2014年06月19日
昨年覇者の小平智「今年はここで弾みをつけたい」
国内男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」が茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブで明日開幕する。開幕に先立ち昨年覇者の小平智が公式記者会見に登場した。
昨日の朝に会場入りした小平はここまで2本のテレビ出演やプロアマでの挨拶、そしてこの会見等、ディフェンディングチャンピオンとしての仕事で大忙し。会見後には「やっと色々終わった(笑)」と安堵の表情を浮かるシーンも見せるくらい目まぐるしい2日間となった。
昨年は2週連続でベスト10入りで勢いをつけて試合に臨み初優勝を手に入れた。しかし、今年はここまで「東建ホームメイトカップ」の11位タイが最高成績と昨年とは違う状況で今大会を迎えた。それについて小平はポジティブに捉えている。「去年は好きなコースの大会が続いてポンポンと勢いに乗ってこの大会に来た。このコースは好きなコースだし、今年はここで弾みをつけて次からの中盤戦に入りたいね」と今年はここを足がかりにする構えだ。
714 ap1アイアン
昨日の朝に会場入りした小平はここまで2本のテレビ出演やプロアマでの挨拶、そしてこの会見等、ディフェンディングチャンピオンとしての仕事で大忙し。会見後には「やっと色々終わった(笑)」と安堵の表情を浮かるシーンも見せるくらい目まぐるしい2日間となった。
昨年は2週連続でベスト10入りで勢いをつけて試合に臨み初優勝を手に入れた。しかし、今年はここまで「東建ホームメイトカップ」の11位タイが最高成績と昨年とは違う状況で今大会を迎えた。それについて小平はポジティブに捉えている。「去年は好きなコースの大会が続いてポンポンと勢いに乗ってこの大会に来た。このコースは好きなコースだし、今年はここで弾みをつけて次からの中盤戦に入りたいね」と今年はここを足がかりにする構えだ。
714 ap1アイアン
2014年06月13日
大江香織が2年ぶりの首位発進!
前半から2、4、5、8番でバーディを奪って一気に4つスコアを伸ばした。
「全体的にミスもなく、ここ最近、ショットの調子がすごくいいんです」
8番ではピンまで残り114ヤードをピッチングウェッジで打ち、ピンまで50センチに寄せるなど、大江の言葉どおり、ショットのキレがスコアにつながった。
9番ではボギーをたたくも、後半の14番でバーディを奪い、5バーディ、1ボギーでホールアウト。
ショットの好調もそうだが、パターに変化を加えたことでプレーがスムーズになったという。大江はパターの長さを44インチから42インチに短くしていた。
「今年のTポイントレディスで41インチから44インチに伸ばしたんです。でもアドレスで違和感があって、少し短くしました。1メートルのバーディチャンスが入らないのが毎日続いていんたんで…」
今季は14試合中、9試合予選を通過。最高位はヤマハレディースオープン葛城の7位と決して好調ではない。初日トップに立ったことで、残り3日間、少しの余裕を持って戦えることは、大江にとって大きなアドバンテージになる。
勝みなみさんが約1カ月ぶりにレギュラーツアーに登場!
「全体的にミスもなく、ここ最近、ショットの調子がすごくいいんです」
8番ではピンまで残り114ヤードをピッチングウェッジで打ち、ピンまで50センチに寄せるなど、大江の言葉どおり、ショットのキレがスコアにつながった。
9番ではボギーをたたくも、後半の14番でバーディを奪い、5バーディ、1ボギーでホールアウト。
ショットの好調もそうだが、パターに変化を加えたことでプレーがスムーズになったという。大江はパターの長さを44インチから42インチに短くしていた。
「今年のTポイントレディスで41インチから44インチに伸ばしたんです。でもアドレスで違和感があって、少し短くしました。1メートルのバーディチャンスが入らないのが毎日続いていんたんで…」
今季は14試合中、9試合予選を通過。最高位はヤマハレディースオープン葛城の7位と決して好調ではない。初日トップに立ったことで、残り3日間、少しの余裕を持って戦えることは、大江にとって大きなアドバンテージになる。
勝みなみさんが約1カ月ぶりにレギュラーツアーに登場!
2014年06月05日
松山、米ツアー初優勝!
米ツアー通算26戦目で怪物・松山英樹(22=LEXUS)が快挙を達成した。3位から出て69で回り通算13アンダー、275で並んだケビン・ナ(31=米国)とのプレーオフを1ホール目で制して米ツアー初優勝。日本男子の勝利は青木功、丸山茂樹、今田竜二に次ぐ4人目、6年ぶり6度目となった。22歳は日本勢、大会史上ともに最年少。石川遼(22=CASIO)は75で通算1オーバーの57位だった。
大観衆の温かい拍手とともに、今大会のコース設計者でメジャー最多18勝を誇るホスト役の“帝王”ニクラウスが歩み寄ってきた。レジェンドから握手を求められ「おめでとう」と祝福の言葉を贈られたその顔は、充実感でいっぱいになった。大会通算5勝のウッズが不在とはいえ、今年のマスターズ覇者B・ワトソン、世界ランク1位スコットらを破っての快挙に「本当にうれしい。ミスター・ニクラウスのコースで勝ててうれしい」と声を震わせた。
強心臓こそ最大の武器だ。誰もが緊張するはずの初優勝を懸けたプレーオフ。18番ティーグラウンドへ向かうため、クラブハウスから出てきた松山は飯田光輝トレーナーと目が合い「(1W)折れちゃった。ガハハ」と笑い飛ばした。正規のラウンドの18番で第1打をミスした後に1Wで軽く地面を叩いた際、地面に設置されたテレビの集音マイクに当たり「ポキッ」。それでも1打差の中、2打目を1・5メートルにつけてバーディー。首位に並んだ。シャフトが折れた1Wは入れ替えも可能だったが、予備はない。飛ばし道具を失うピンチを迎えたが、心には余裕があった。
タイトリストCB 714
大観衆の温かい拍手とともに、今大会のコース設計者でメジャー最多18勝を誇るホスト役の“帝王”ニクラウスが歩み寄ってきた。レジェンドから握手を求められ「おめでとう」と祝福の言葉を贈られたその顔は、充実感でいっぱいになった。大会通算5勝のウッズが不在とはいえ、今年のマスターズ覇者B・ワトソン、世界ランク1位スコットらを破っての快挙に「本当にうれしい。ミスター・ニクラウスのコースで勝ててうれしい」と声を震わせた。
強心臓こそ最大の武器だ。誰もが緊張するはずの初優勝を懸けたプレーオフ。18番ティーグラウンドへ向かうため、クラブハウスから出てきた松山は飯田光輝トレーナーと目が合い「(1W)折れちゃった。ガハハ」と笑い飛ばした。正規のラウンドの18番で第1打をミスした後に1Wで軽く地面を叩いた際、地面に設置されたテレビの集音マイクに当たり「ポキッ」。それでも1打差の中、2打目を1・5メートルにつけてバーディー。首位に並んだ。シャフトが折れた1Wは入れ替えも可能だったが、予備はない。飛ばし道具を失うピンチを迎えたが、心には余裕があった。
タイトリストCB 714