2014年06月05日

松山、米ツアー初優勝!

米ツアー通算26戦目で怪物・松山英樹(22=LEXUS)が快挙を達成した。3位から出て69で回り通算13アンダー、275で並んだケビン・ナ(31=米国)とのプレーオフを1ホール目で制して米ツアー初優勝。日本男子の勝利は青木功、丸山茂樹、今田竜二に次ぐ4人目、6年ぶり6度目となった。22歳は日本勢、大会史上ともに最年少。石川遼(22=CASIO)は75で通算1オーバーの57位だった。

 大観衆の温かい拍手とともに、今大会のコース設計者でメジャー最多18勝を誇るホスト役の“帝王”ニクラウスが歩み寄ってきた。レジェンドから握手を求められ「おめでとう」と祝福の言葉を贈られたその顔は、充実感でいっぱいになった。大会通算5勝のウッズが不在とはいえ、今年のマスターズ覇者B・ワトソン、世界ランク1位スコットらを破っての快挙に「本当にうれしい。ミスター・ニクラウスのコースで勝ててうれしい」と声を震わせた。

 強心臓こそ最大の武器だ。誰もが緊張するはずの初優勝を懸けたプレーオフ。18番ティーグラウンドへ向かうため、クラブハウスから出てきた松山は飯田光輝トレーナーと目が合い「(1W)折れちゃった。ガハハ」と笑い飛ばした。正規のラウンドの18番で第1打をミスした後に1Wで軽く地面を叩いた際、地面に設置されたテレビの集音マイクに当たり「ポキッ」。それでも1打差の中、2打目を1・5メートルにつけてバーディー。首位に並んだ。シャフトが折れた1Wは入れ替えも可能だったが、予備はない。飛ばし道具を失うピンチを迎えたが、心には余裕があった。
タイトリストCB 714


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Posted by 美甘52 at 12:28│Comments(0)スポーツ
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